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更新日:2023年10月12日

奄美のソテツが危ない!害虫が奄美大島に侵入しています

奄美のソテツが危ない!害虫が奄美大島に侵入しています1

世界中で恐れられているソテツの害虫が奄美大島に侵入しています。
その正体は、外来種のカイガラムシ(学名:アウラカスピス ヤスマツイ、英名:CAS(キャス))。

被害の特徴

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  • 葉の裏面や付け根に白いカイガラムシが多数付着します
  • 激害になると、葉が黄白色になって枯れます
    自然の葉が枯れた場合と異なり、葉が立ったまま枯れます
  • カイガラムシが多くなると葉の表面や幹にもつきます

対策

①カイガラムシの付いた葉は切除し、次のいずれかの方法で処分してください

被害葉が少ない場合

焼却するか、ビニール袋に入れてゴミに出す

被害葉が多い場合

葉を現場で集積し、葉が露出しないようにシートなどで全体を被う

②葉の処分後はソテツ全体に薬剤を散布。その後もこまめに観察し、再発生したら追加散布を行う

主な登録薬剤

農薬名 希釈倍数 使用方法 使用時期 使用回数
マツグリーン液剤2 250倍 散布 発生初期 5回以内
アプロードフロアブル 1000倍 散布 - 6回以内
クミアイアタックオイル(マシン油乳剤) 100倍 散布 - -
ラビサンスプレー(マシン油乳剤) 100~200倍 散布 夏期 -

注)マツグリーン液剤2、アプロードフロアブルは年間使用回数に制限があります。
薬剤を頻繁に散布する場合は、マシン油乳剤を効果的に使用してください。

注意事項

  • 葉を切り取っても、葉の付け根付近や幹などにカイガラムシが生息しているので、薬剤は念入りに散布してください
  • カイガラムシは風や人の衣服に付着するなどして拡がるので、被害木処理の際は衣服等に付着しないように注意してください

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お問い合わせ

瀬戸内町農林課農林整備係

鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋船津23番地

電話番号:0997-72-1174

ファックス:0997-72-1120

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