ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育 > 「地域から未来へ!」古仁屋高校初の地域みらい留学生、瀬戸内町で夢を叶える
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更新日:2024年11月21日
6年前、全国から若者を迎え入れた「地域みらい留学プロジェクト」が、瀬戸内町で始まりました。
この取り組みは、地域の魅力を発信するとともに、全国の若者たちに新たな可能性を見出してもらうことを目的にスタート。
6年の歳月を経て、ついにその成果が見える形となりました。
古仁屋高校に通い、地域みらい留学生として瀬戸内町で成長した中谷遼次郎さんが、町内での就職という新たな一歩を踏み出したのです!
瀬戸内町のサバクリエイター改め、インタビュアーのAcoさんが、彼の想いや成長の過程に迫ります。
写真、奥が中谷遼次郎さん
手前はインタビュアーAcoさん
Aco,鎌田コーディネーター,細谷コーディネーター:「やむららーん!!!」
中谷さん:「(笑)やむららーん!ってなんですか?」
Aco:「古仁屋高校寮の合言葉です!(笑)たまらないとか、最高!って意味があります。改めまして、本日はよろしくお願いします。」
中谷さん:「よろしくお願いします。」
Aco:「今は何をしているの?」
中谷さん:「ダイビングショップ『Sea Goblin's(シーゴブリンズ)』で働いています。ダイビングやシュノーケリングのガイドをしていて、1~3月はホエールウォッチングのガイドもします。飲食店『丸屋』でアルバイトもしてるんです。」
Aco:「すごくアクティブ!ダイビングライセンスとかも持ってるんだよね?」
中谷さん:「はい!10歳の頃、父の影響でジュニアオープンウォーターライセンスを取りました。高校時代はさらに上の『アドバンス』を取得しました。潜れる深さが違うんです!」
ダイビングのライセンスについて語る中谷さん
Aco:「海が大好きだったから、島に戻るのは自然な流れだったのかな?」
中谷さん:「そうですね。高校時代から、いずれは島に戻って海の仕事をしたいと思っていました。」
土井コーディネーター(以下、土井CN): 「昔から海の男になるって言ってたもんね!最初の頃はお互いに大変だったよね?」
中谷さん:「確かに(笑)。僕、ちょっと生意気だったんで。」
土井CN:「よく泣かされました(笑)でも本当に、鍛えられたなぁ。」
中谷さん:「僕が鍛えました(笑)」
土井CN:「鍛えられました(笑)」
Aco:「一期生って大変そうだけど、不安はなかったの?」
中谷さん:「逆にそれが魅力でしたね。先輩がいないから、自分たちで作っていける楽しさがありました。」
当時の思い出を振り返る中谷さんと土井CN
Aco:「大学進学から瀬戸内町に戻る決断をした理由は?」
中谷さん:「ずっと海の仕事をしたい気持ちがあったので、大阪の大学を続けるよりも島に帰りたいと思いました。そんな時、高田さん(当時の寮コーディネーター)が地元の仕事を紹介してくれて、一気に決断できました。」
Aco:「古仁屋での暮らし、どんなところが好き?」
中谷さん:「まず、海が本当にきれい。そして、人が優しいです。なんというか、肌感が合うんですよね。朝起きるだけで幸せな気分になれるんです!」
土井CN:「わかる!寮のコーディネーターの仕事は大変だけど、朝起きるのがツラいってことはなかったですね。寮に行けばあの子たちがいるって思えば。」
瀬戸内町の魅力について語る中谷さん
Aco:「最後に、今がんばってる後輩たちや、地域みらい留学を考えている人に一言!」
中谷さん:「いまもがんばってると思うけど、もっとがんばった方がいいです!もっといろんな人と関わって、たくさん話をしてほしいですね。休みの日もダラダラするんじゃなくて、ちょっと散歩に出るだけで発見があったりするので。あとで振り返ると、『もっと頑張れたな』って思うことがあるので、今できることを全力でやってください!」
インタビューの様子
中谷さんの挑戦は、地域みらい留学の成功を象徴するだけでなく、次世代の希望を見せてくれました。この取り組みが、若者たちの未来と瀬戸内町の未来を結ぶ架け橋となることを願っています。
ライター、写真:瀬戸内町役場企画課 古仁屋高校活性化対策室
古仁屋高校支援コーディネーター 細谷 和希
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